素朴な島時間を味わう渡名喜島 その1 ~島人はどこに?~

こんにちは~、おきコレ編集部です!
沖縄もついに夏日が途絶え、衣替えが必要な季節になってしまいました。しかし、暑さの去った季節だからこそ、快適に過ごせる沖縄の晩秋。
そんな時季にゆるりと流れる島時間を味わいに、おきコレ編集部は渡名喜島に行ってきました。

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渡名喜島への出発地、とまりんでチケットを買ったら、ターミナルから左手奥に停泊しているフェリー琉球へ。

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フェリー琉球内には、沖縄らしさをアピールしたポイントが随所にあります!こちらは久米島特産の久米島紬の柄があしらわれた壁。

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雑魚寝エリアで寝ていると、あっという間に2時間が経過。渡名喜島って遠いイメージがあるけど意外と近いんだなぁ!

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港で私を出迎えてくれたのは、左から村役場の観光担当・桃原さん、2名の地域おこし協力隊、刑部さんと笹口さん。
まずは桃原さんに村の概要を聞いてみましょう。

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「島は沖縄本島から58kmの位置にあります。人口は388人で15年前から100人ほど減りました。高齢化が進んでて、20代は僕らを含め6人しかいません。平均年齢は55歳くらいかもしれませんね。

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渡名喜の代名詞である赤瓦の伝統的集落は、平成12年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。戦禍を免れて焼失しなかったので昔のままの状態で現代に残っているんです。

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産業は一次産業が主で、農産物なら島人参にもちきび!漁業なら、水揚げはカツオが多いですよ。

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島の名字は比嘉、上原、桃原、渡久地、南風原で7割占めてます。沖縄では多い金城や宮城はいません。」

つい最近まで、渡名喜島で私の知ってる方は全員比嘉さんでした、なるほどね!
それでは地域おこし協力隊のお二人に、お話を聞いてみましょう。

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「渡名喜島は沖縄県民ですら知らない人がいるから、認知度の向上が第一!facebookの更新や、イベントへの積極的な出展をしてますよ。あと、港で観光案内もしてます。

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島の物価は少し高めだけど、魚とか季節のお野菜もらうことも多いし、トントンな感じですね~。

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島のお勧めスポットですか?いっぱいありますよ!島尻毛散策路とか、浜辺からカメがたくさん見られるアンジェーラ浜とか!シュガー浜も砂がとっても白くて最高にキレイなんですよ~。

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穴場なら、観光客があまり行かない西森山とサカシ散策路ですね。延々と階段が辛いけど絶景なので是非行ってみてください!」

役場と協力隊のみなさん、ありがとうございました!

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話を伺ったのは港の待合所ですが、ここではfree wi-fi(1日4回/1回15分)を利用することができます!制限付きとはいえ、人口388人の島が観光に力を入れようとしているのが伝わってきますね。

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それでは、宿に向かってふくぎ並木が美しい集落を歩いて行きましょう。今回の宿は、渡名喜の古民家宿として有名な、赤瓦の宿ふくぎ屋。通常は港までお迎えがきますので、安心してください。

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集落を歩く・・・

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歩く・・・

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人、いないなぁ!!!
驚くことに、集落内を歩いていてもほとんど人の気配を感じません。ここはゴーストタウンならぬゴースト集落か!?388人という島の住人は一体どこにいるんでしょうか。

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たどり着いたのは、ふくぎ食堂。
まずはこちらで宿のチェックインをしましょう。

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宿となる古民家は集落内にいくつか点在しています。
宿のおにぃさんに案内された先に待っていたのは・・・

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わあぁ!!これが本日のお宿!!一度は泊まってみたいと思い続けた古民家!ここで一晩過ごすと考えただけで胸が踊るなぁ!!

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部屋の中はこんな感じ。4.5畳の一番座に、隣は3畳の二番座?家族暮らしには手狭ですけど、今回は一人滞在なので悠々自適です。この家の間取りは「2DK廊下つき」といったところでしょうか?

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自炊できるのかと思ったんですが、どこを開いても自炊用具は見当たりません。長期滞在の場合も食堂にお世話になることになりそう。

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古民家の外観と最もギャップがあるのが、この白く輝くユニットバス。古民家とはいえ、水回りはやはり快適が一番!

一通り家の中を見たら、外に出てみましょう。

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庭には、長期滞在者に嬉しい物干し竿とピンチハンガー。洗剤は持参が必要みたいですけど、洗濯機はありますよ。
目の前の古民家は、先ほどチェックインした食堂ふくぎ。夕食と朝食はあちらでいただきます。

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物干しの裏には、フールこと豚便所が!今はその面影を残すのみですが、昔はここで豚の鳴き声や臭いと共に生活していたわけですねぇ。今に生きててよかった。

時刻はすでにお昼時すぎ。ふくぎ食堂で一旦腹ごしらえすることにしますか。

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食堂内は、海人の仕事道具である網や疑似餌などが飾られ、食事だけでなく非日常感も存分に味わうことができます。まぁ海人にとっては日常の風景なんでしょうけどね。

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着座して視線を真っ直ぐに向けると、トートーメとご対面。目を凝らすとお名前が確認できるのですが・・・現役なんでしょうか。
生きている人とご先祖様との距離が近い沖縄ならではですね、内地では食堂に仏壇なんて考えられない!

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いただいたのは野菜チャンプルー。沖縄では珍しい、ごく少量の塩こしょうの薄味でした。・・・塩分が欲しいって?わかめスープで十分に補うことができますよ!

周囲を見ていると、食堂は人によってご飯の盛りに変化をつけている様子。目の前に座った島の女性のご飯はまるでキョンシー盛り!!若い人にキョンシー盛りって通じますかね(笑)

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食堂内には、長澤まさみさん主演の映画『群青』のポスターやロケ写真、サイン色紙が。渡名喜島は『群青』の舞台になった場所でもあり、ロケ現場跡や資料館があるんですよ。

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あまりに満腹になったので、一旦宿に戻ってごろりと休憩。
部屋の掛け時計の電池を外し、じっと耳をすませていると・・・驚くほどに自然の音も、人の生活音さえ耳に届きません。時折、遠くで響く犬の声や沿道を歩く観光客の話し声が聞こえる程度。目で見る集落の様子もですが、耳で伺う様子からも島民の気配は驚くほど皆無なのです。
島の人たち・・・一体どこにいらっしゃるの~~!?

お腹がこなれてきたので、そろそろ集落散策に出てみましょう。

赤瓦の宿ふくぎや
住所:渡名喜村1909(チェックインと食事)
電話:098-989-2990
営業日:年中無休
料金:7,000円(一泊二食付、2名以上の場合)

ふくぎ食堂
住所:渡名喜村1909
電話:098-989-2990
営業時間:11:30~13:00/17:30~22:00(平日は~23:00)
定休日:日曜日

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