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離島 南大東島

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突撃、南大東島 その4 いざ、神秘の地底湖探検へ!

突撃、南大東島 その4 いざ、神秘の地底湖探検へ!

こんにちは~、おきコレ編集部です!
今回は『突撃、南大東島』第4弾、最終回になります。(第3弾はこちら

一夜明けて、おはようございます。

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台風も目前に迫っており、今日はいつ泣き出すかもしれない鉛色の空模様な南大東島です。
しかしそれより何より、昨日の自転車島一周でふくらはぎが何か生まれそうなほどにパンパンなのですよ。大丈夫か、今日一日。

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ホテルよしざとの朝食メニュー。汁物にうどんが!沖縄では初見だと思います、さっすがこの島は日本文化を継承してるんですね。

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もそもそと朝食をいただきながら眼下を見下ろすと、台風対策に余念のないお父さんの姿が。う~ん、毎回苦労するんだろなぁ。

さて、今日は私にとって旅のメインディッシュ、地底湖ツアーの日!
南大東島の地底湖の存在を知ってこの方、ずっと行ってみたいと願ってやまなかったんですよ。

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ホテルまでお迎えに来ていただいたこの方が、地底湖ツアーのナビゲーター、東和明さん。
本日はどうぞよろしくお願いします♪

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まずは事務所に移動し、つなぎにお着替え。洞窟内は泥っぽいので必ず汚れるのだそうです。
それにしても、いかにも探検家の拠点って感じでこの事務所内を見回しただけでも心が踊るぅ。

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東さんの運転で向かった先は、秋葉神社のすぐ近くのサトウキビ畑。
なんとこの健やかに生長したキビの群れの中を通っていかないと行けないんだとか。これ、刈った後ならラクなんだろうけど・・・。

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うわ、これ想像以上に前進が重労働だわ!
背丈の高いキビ達を自らの背中で押し上げ徐々に進むのですが、一体自分がどこにいるのかサッパリ分かりません。
ちなみに南北大東島にはヘビがいないので毒蛇の心配はないのです。

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5分ほどキビ畑を抜け、目の前に現れた大穴に体を突っ込み慎重に下りていけば・・・

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やってきました、ここが地底湖への入口です!
この大地にぽっかり開いた巨大な口に吸い込まれるように入っていくと・・・

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一切の設備のない、暗闇の世界が広がっていたのです。

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「ここも昔は星野洞みたいに白い鍾乳石だったんだけど、今入ってきた穴が空いて外気が入り込み、成長が止まってしまったんだ。だから鍾乳石の色が赤茶っぽいんだよ」

東さんの説明は、南大東島の鍾乳洞や鍾乳石に関するあらゆる事に渡っており、どれも興味深いものばかり。昔は200ほどあった鍾乳洞も、畑にするため多くが潰され今や40ほどしか残っていないのだそうです。

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「今の90歳くらいのおじぃたちに話を聞いたら、小さい頃は遊びが少ないもんだから鍾乳石折って遊んでたらしいよ。だからこれを折った犯人は、昔の子どもたちだろうね。」

当時の子どもたちが学術的価値なんて知るよしもありません。私だって当時ここに住んでれば、確実に折る側に回っていますね。間違いない。

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鍾乳石に光を当てると、こんな風に光を通して幻想的な照明に早変わり。表面の色は多少変われど中は白い証拠です。

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タイミングよく、今日この時間は満潮。地底湖の湖面は潮の満ち引きと深く関わっているため、潮位が高いと移動できる場所が限られることもあるようです。161cmの私ですら必死で脚を広げたので、小さな女性だと進めない場所があるかもしれません。

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「ここは岩肌が黒くなっているんですけど・・・大戦の際、住民が避難した跡ですね。」

多くの鍾乳洞のあるこの島では、一家に一つ鍾乳洞があったと言われるほど。この天然の避難所が多くの住民の命を救ったのだそうです。

こうして移動と説明を繰り返すこと、約1時間半。

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ついに、地底湖に到着しました!

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水は完全に透き通り、どこまでも見通せそうなほど。
大自然の創り出したあまりに神秘的な光景に、息を飲みただ見つめ、シャッターを切るしか出来ません。

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ここに来たら絶対にやってみたかったこと、それは、地底湖の水を飲むこと!
胸の高鳴りと共にコクリと一口水を飲み下したのですが・・・

硬い!そりゃ石灰岩を通って染み込んでここに至ってるわけですから、色々と溶け込んでるでしょうね。とてもゴクゴクとはいけそうにもありません。東さん曰く「コ○トレックスよりはマシ」とのこと。確かに、納得。

最後に5分ほど完全なる暗闇体験をして、ツアーは終了しました。
あぁ、人生のワンシーンに残る貴重で素敵な経験をありがとうございました・・・25年来の夢がかなって夢見心地です。

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ツアーを終えて地上に生還すると、すでにお昼時。
今回はこちら、詠ちゃんでランチにしましょう。

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なんと、カレーが真っ黄色!!
注文したのはボロジノカレー。「ボロジノ」は大東島の古い名称ですが、このカレーも沖縄の昔ながらのカレーなんだとか。具材にポーク、ピーマンが入っているのが特徴ですね。
パクリと口に運ぶと、カレー独特の際立つスパイス感が一切なく、非常にマイルド!現代日本人のカレーの常識を突き破る、とても不思議なカレーでした。

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午後、私を待ってくれていたのは観光協会の菊池さん。
役場の方も菊池さんでしたが、菊池は南大東の4大姓なんだそうです。
帰りの飛行機も迫っているのでオススメのお土産についてお話を伺いましょう!

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「そうね、私がいつも持っていくのはティーダコーンかな!持っていきやすいし簡単に食べられるからね。

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日本の流れを汲んで羊羹もあるけど、切らないといけないし好みもあるから実はちょっと難しかったりするわけ。

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男性なら、酒の肴にジャーキーなんかもいいわけさ~。

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あと、私は生活研究会の代表もやってるけど会ではこんなお菓子も作ってるよ!
他にもラム酒のコルコル、おやき、お高めだけど月桃で編んだソーカ・カゴなんかもあるよ。」

へえぇ~、小さな島だと思ってましたが想像以上に色々作ってるんですね。
ちなみに私は羊羹大好きです。自分に選ぶなら絶対羊羹一択、間違いない!

「ところでこれから大東寿司を作るから、時間があるなら見ていけばいいさ~。」

この嬉しい申し出に、二つ返事で菊池さんに着いていきました。

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まずは上白糖とまるこめ酢を混ぜ合わせ、すし酢の素を作ります。
通常のお酢より酸味の強いまるこめ酢であることが美味しさの秘訣だそうです。

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ご飯と混ぜ合わせ、業務用扇風機でガンガンに粗熱と水分を吹き飛ばしていきます。

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寿司ネタであるサワラの切り身が登場!厚さは約2mmほどだそうです。

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サワラの切り身はほんの1分ほど醤油に浸し、すぐに引き上げます。長時間浸すと真っ黒になるのでこれくらいでいいのだそうです。

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大東寿司はどの家庭でも作られるものだけど、とにかく島内では大人気なんだとか。
手土産で最も喜ばれるのも大東寿司だし、なんとお中元やお歳暮としても通用するのだそうです!大東のソウルフードの地位を確立しているんですね。

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そして熟練の手により次々と大東寿司が握られていき・・・

「ほら、握りたてが一番美味しいから食べてみなさい!」

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手渡された大東寿司をパクっと口にふくむと、漬けたばかりの醤油とさわらの味に、まだほんのり温かい甘酸っぱいシャリが追いつき、口の中で幸せが踊りだす!
大東寿司ってこんなにも美味しかったんだ!と大きな衝撃が全身に走りました。

手土産に大東寿司をワンパックいただき、最後に空港で選んだお土産がこちら。

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生活研究会の「あ!ソーカ」は、一噛みするとふわりと月桃の香りが口内に広がる素朴な焼き菓子の味。
大東ようかん(えんどう)は、意外と豆の臭みがなく、緑茶が進みそうな味わい。
コーンは・・・みなさんご想像の通りだと言っておきましょう!(笑)

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台風接近でフライトが危ぶまれた帰りの便も無事離陸し、一生モノの思い出をお土産に南大東島を発つ一抹の切なさ。
あぁ南大東島。心踊る素敵な島時間を、本当にありがとう・・・。

さて読者のみなさん、南大東島の旅はいかがでしたでしょうか。
一般的に、南大東島は北大東と並んでハードルの高い島ですが、沖縄の離島の中でも文化的特徴が際立っており、大地が形作る雄大な自然美も他の追随を許さないほど素晴らしい島なのです。
会った人たちもみな初見とは思えない温かさで、「ちょうちん」では好奇心いっぱいの島の子どもたちに囲まれたくらいですからね!
もしも次回離島旅を計画しているのであれば・・・これから涼しくなってくる南大東島は、過ごしやすく間違いなくお勧めです!個人的には快適な自転車でのんびり旅を推したいのですが、体力に自信のない方はレンタカーやバイクでくまなく回るのもイイと思いますよ。

南大東秘境探検ツアーオフィスキーポイント
電話:090-5082-4949
休業日:要電話確認

詠ちゃん
電話:09802-2-2339
営業時間:10:00~14:00/17:00~21:00(LO 20:30)
定休日:月曜日

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