もっと沖縄を楽しもう!歴史を感じながら歩くヒジガービラまーいのススメ

みなさん、こんにちは!おきコレ編集部です。今回は首里にやってきました。世界遺産にも登録されている首里城周辺は見処たっぷり!沖縄を代表する観光名所のひとつですね。首里城から続く首里金城町の石畳はNHKドラマ「ちゅらさん」の舞台にもなった場所でもあり、多くのガイドブックでも紹介されている風情溢れる人気の観光スポット。
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近くには樹齢300年の大アカギが生育している内金城嶽(うちかねぐすくたき)はパワースポットにもなっている神聖な場所もあり、1回は行った事あるよーという方も多いのではないでしょうか?実は首里に残された石畳はここだけではないんです。
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もうひとつの石畳道が今なお現存している事をご存知でしょうか?今回はもう一つの石畳道「ヒジガービラ」を散策します。ヒジガービラ散策は「ヒジガービラまーい」と呼ばれています。
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スタートは守礼門
識名園まで続く「ヒジガービラ」へ続く散歩道は、2千円札にも描かれている守礼門がスタート。
「ヒジガービラ」は16~17世紀に整備されたと考えられている首里から南部へ向かう主要路の一つ。キレイに整備された金城町の石畳とは対照的で手付かずの自然に囲まれており昔の面影がそのまま残るひっそりと佇む石畳道です。戦前までは道の両脇に松並木が続いており、周囲の景観とよく調和するように配慮された道だったそうです。「ヒジガー」の由来は、坂の途中にある古井戸によるもので、岩の隙間からこぼれ落ちる水滴が鍾乳洞をつくり、アゴヒゲのように落ちる状態からそう名付けられたと伝えられています。それではいざ出陣!点在する史跡を巡りながら「ヒジガービラまーい」スタートです(*゚▽゚*)
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守礼門をくぐり左手に見えてきた世界遺産「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」へご挨拶。こちらは琉球王朝時代、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所。わたしもヒジガービラ散歩が楽しく安全でありますようにとお祈り。こんな身近に世界遺産があるなんてやっぱり沖縄はすごいっヾ(@゜▽゜@)ノ
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正面に見えてきた第一の正門「歓会門」 首里城めぐりもしたいところですが・・・今回の目的はヒジガービラ散歩。「歓会門」に別れを告げ右手に続く道を進みます。
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木曳門から続く通路に佇む首里城跡の碑。こちらを左手に見ながら首里城公園を抜けます。このまままっすぐ進むと真珠(まだま)道、そして首里金城町の石畳へと続きます。
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首里城公園を抜けたら目の前に現れた通りを左に曲がります。ヒジガービラへは首里城の裏手にあたるこの通りを道なりに進んでいきます。
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通り沿いにそびえる生命力溢れるアカギの木 那覇市の都市景観資源に認定されています。それにしても・・・・おっきいな~(≧∇≦)
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崎山馬場ギャラリー
赤マルソウ通りとぶつかる交差点付近です。今なお、こんこんと水が湧き出ている樋川のまわりは愛嬌たっぷりなシーサーなどで可愛らしくデコレーションされています。この裏手にはぶたさんのオブジェがあります。
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那覇市道 赤田・寒川線と呼ばれているまっすぐに整備された道。こちらはかつて「崎山馬場」と呼ばれ王家御用達の馬場だったそうです。綱引きも行われていたそうですよ。
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崎山ギャラリー付近は廃藩置県以降、泡盛作りが盛んに行われた場所でもあります。
風情たっぷりな門構えの瑞泉酒造所が見えてきました。泡盛製造中なのでしょうか?タイ米を蒸したにおいがあたり一面に立ち込めています。今回こちらも見学させて頂きましたよ~。見学の模様は別でコラム書きますね(*゚▽゚*)
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しばらく歩いていくと雨乞い御嶽へと続く道が見えて来ました。この矢印が目印!石畳がきれいに敷き詰められており歴史を感じさせる風情と情緒に溢れています。この雰囲気、とっても好きなんですよね。
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おおよそ10mくらい進むと左手に「末衛増嶽(シーマタキ)と呼ばれる御嶽が現れてきます。ウガングワーと呼ばれており、かつては大きな岩がありちょっとした丘だったそう。以前はこの横に井戸があり馬追いのあと、馬に水浴びをさせる場所だったそうです。
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「末衛増嶽(シーマタキ)」にご挨拶を済ませヒジガービラへと向かいます
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この先、コンクリートで整備された道にぶつかりました。すると足元にはパッチワークのように型どられた石畳が現れました。曲がり角には大きめの丸い型!進行方向には四角型が。これがヒジガービラまーいの目印にもなっています!こんな粋な計らいも、好き(*´ω`*)
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ところどころに琉球絣の模様が施されたマンホールの蓋が!クオリティ高いっ!!
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御茶屋御殿石造獅子とご対面
急な坂道を登ると右手に見えてくるのが崎山公園。その中に佇む「御茶屋御殿石造獅子」。これけっこう大きいです(*゚▽゚*) その昔、火災やその他の災難から守る為にと作られた石造りの獅子で1677年に建立された王府の別邸御茶屋御殿にあったそうです。残念ながら沖縄戦で破壊されてしまいましたが1979年頃、戦前の写真をもとに復元されました。
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雨乞御嶽
大干ばつの際、かつての琉球国王が自ら雨乞いの儀式を行ったと言われる御嶽です。厳かな雰囲気が漂っています
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崎山公園の高台に作られた展望台
那覇市内が一望!遠くにはキラキラと輝く海も見え、これぞまさに絶景です。かつての琉球国王もここからの眺めを楽しんだことでしょう。当時はどんな景色だったのかな?歴史に思いを馳せ王様になった気分でパチリと一枚(*゚▽゚*)
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崎山公園展望台からの絶景を後にし、ヒジガービラへと向かいます。やっと半分くらいかな?
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ここから階段を下ります。見た目以上にけっこう急。。。足元注意!
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儀間真常の墓
階段の途中に「儀間真常の墓」があります。儀間真常って何をされた方かご存知でしょうか?サツマイモや木綿織り(もめんおり)、さとうの作り方を国中に広め、沖縄産業の恩人と呼ばれるすごい人なんです。かつて小禄にあったお墓は米軍に撤収されてしまったため、この場所に移されたそう。
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急な下り階段はまだまだ続きます。首里ってやっぱり高台にあるのねと実感せざるを得ません。額には汗がじんわりと滲んできました。けっこういい運動になってます。
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階段を下り終え、さらに進んでいくと右手に巨大な亀甲墓が現れてきました。
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ついにヒジガービラの入口が見えてきました!守礼門からここまでゆっくり歩いても約30分程度の道のり。歴史散策も出来る気持ちのいいお散歩コースです。
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自然に囲まれた昔のままの面影をそのまま残したヒジガービラに到着。あたり一面木々に覆われておりすっと吹き抜ける風はとても爽やか。ここだけ空気感が違う気がします。ただしこの先は昔ながらの石畳が続くけっこうな急斜面。足元には注意が必要です!
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木漏れ日がキラキラと眩しい。吹き抜ける爽やかな風が涼しい。なんとも心落ち着く空間です。昔ながらの石垣と石畳に歴史を感じながらプチ森林浴が楽しめます。
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ヒジガー
この崖下30mあたりにヒジガーと呼ばれる樋川があるそうなんですが・・・草木に覆われており先に進めず、やむなく断念。設置されている説明分によると、大きく垂れ下がる鍾乳石から滴る水がヒゲの様に見えたことから「ヒジガー」と呼ばれるようになったとのことです。
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ヒジガーを通り過ぎ金城ダム通りまで続くゴツゴツとした石畳道をさらに下ります。ここからはかなりの急勾配・・・
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さて・・・長く続いた坂道ももうすぐ出口。この階段を降りると金城ダム通りに出ます。この道を渡り金城ダム公園内にある「ヒジガー橋」がヒジガービラの終着点。
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金城ダムの敷地内にも今なお残る石畳道。この先に「ヒジガー橋」があります。県指定の建造物にも認定されています
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終点「ヒジガー橋」に到着。県指定文化財に指定されている石造りの橋です。この下には金城ダムの上池と下池を結ぶ小川がさらさらと流れています。草が生い茂っており石橋のアーチ型がキレイに見えないのがとても残念。
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なんとこの先に続く道は識名園まで続いているそうですよ。もう少し涼しくなったらそこまでお散歩してみようかなと思っています。さて、今回のヒジガービラまーいレポはいかがでしたでしょうか?「那覇にはこんなところがあったんだ!首里城散策ついでに行ってみよう」と思って頂けたらとっても嬉しいです。

ですが「そんな急な坂道を歩くのはちょっと・・・」「時間もないし・・・」という方もいらっしゃると思います。今回のレポを通して琉球王朝時代に整備されたままの姿で佇む石畳道『ヒジガービラ』という場所が残されているいうことだけでも知って頂けたら・・・幸いです。

沖縄にはあまり知られていないけど後世まで残しておきたい史跡や見処がたくさんあります!ヒジガービラまーいは歴史や文化に触れるいい機会だと思っています。これからも大切に守って行きたい場所の一つですね。さて、次はどこに行こうかな?みなさんのオススメスポットがあればぜひ教えてくださいね。以上おきコレ編集部でした(*゚▽゚*)
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ヒジガービラまーい(出発点:守礼門 終点:金城ダム公園内 ヒジガー橋)

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