スツウプナカを知っていますか?

多良間島に伝わる伝統的な行事、スツウプナカを知ってますか?

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「スツウプナカ」とは、旧暦五月に豊年の感謝と祈願を主にした祭りのことです。スツは「節」、ウプナカは「祭り」を意味します。国の重要無形民俗文化財に指定されている「八月踊り」に並ぶ島の一大行事で、ナガシガー、フダヤー、パイジュニ、アレーキの四つの祭場で魚料理や神酒を供えて豊年を祈願します。

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祭事の中心を担う「ウイピトゥ(老人)座」
供え物の魚を捕る「イム(海)座」
料理を作る「クバン座」
神酒をつくり、祭場の準備をする「ブシャ座」
幹事担当の「カンジン座」などの役割に組織化され、古くから成人男性が中心となり執り行われています。

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スツウプナカにお供えする魚をとるため、島の男たちは海に泊まり込み、漁をするそうです。

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お供えするお神酒。多良間島では「ミス」と言っていました。粟(今は米)のミス(神酒)は、仲筋では9日前に、塩川では7日前に仕込みます。イモのミスは2日前に仕込みます。厳粛に決まりがありました。

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2人ずつの客とブシャが向かい合い、最初に2杯のツヌジャラにバタス(渡すを語源とする容器)からミスを注ぎます。2人の客はそれぞれツヌジャラを持ち、客に向かって右側のブシャはバタスを、左のブシャはツヌジャラを載せていた盆を持って、次のように囃します。

ブシャ)ウヤキ ツヌジャラヲ ピャシバドゥ ユヤナウリ°(富に満ちた角皿を囃してこそ豊年になる)
客)ウヤキ ツヌジャラヲ ピャシバドゥ ユヤナウリ°
ブシャ)クガニ ツヌジャラヲ ピャシバドゥ ユヤナウリ°(黄金の角皿を囃してこそ豊年になる)
客)ウヤキ ユナオーレガ ユイトーレガ
ブシャ)ウヤキ ユナオーレガ ユイトーレガ(富に満ちた豊年よ(以下同意の囃し)
客)ユナオーレガ
ブシャ)ユナオーレガ
客)ユナオーレガ
ブシャ) ユイトーレガ
ヒー ヤッカ ヤッカ ヤッカ ヤッカ ヤッカ ...
※  アキーレと呼ばれる祭場では歌詞が違うようです。

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ヒー ヤッカ ヤッカ ヤッカ ヤッカ ヤッカ ...という様子はよくニュース番組でも取り上げられる光景です。実際みると一緒に口ずさんでしまうくらいリズミカルです。

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ユナウスジャラからミスを飲む様子。この日ツカシャ(司)とお客は、昼過ぎにナガシガーから順番に囃して回っていきます。順路があり、最後のアレーキから帰る道も決まっています。回り終わるころには20時を回っていました。

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ご好意で、島の魚でつくったカマボコの入ったお吸い物をいただきました。お出汁がでていてとてもおいしく、ありがたくいただきました。

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他にも、お刺し身をいただきました。コリコリしておいしかったです。

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太いカマボコや揚げ豆腐もとても印象的でした。

多良間島のスツウプナカ。島の誇り伝統を守り、そして伝えていく島の人たちの強さ、逞しさを感じることができました。

スツウプナカについの知識はこちらのページで勉強しました。
http://www.tarama.net/sutuupunaka.html

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【多良間島に関する情報】
・多良間村公式HP
http://www.vill.tarama.okinawa.jp
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・おくなわ
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多良間島名物、ピンダ料理ベスト3!

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多良間島レポvol.2。多良間島と言えばやっぱりこれっ。「ピ・ン・ダ」ピンダ好きの私。「多良間島に来たら食べたいな!」と意気込んできました。ちなみに、島ではやぎのことを「ピンダ」と言うんですよ。

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多良間島の自然で育ったピンダたち。そんなピンダを島では「おもてなし料理」の代表として今もお祝いごとには欠かせない料理になっています。今日は、今回島で食べたピンダ料理Best3を発表します。

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1位はやっぱり「ピンダ汁」。多良間島のピンダ汁は、島でつくられたお手製の味噌を使って味付けをします。ピンダの肉からでる旨味とマッチしてとてもコクがあり美味しいです。気になる臭みですが、気になるほどではありません。味噌が臭いを抑えてくれているんでしょうね。具沢山で食べやすい印象でした。

ちなみに、私は「臭い」ピンダ汁が好みです。島を散策しているやぎをみても「かわいい」より先に「美味しそう」が先にきます。やぎは「臭い」と言われていますが、比較的1〜2年目の若いやぎはそこまで臭いは強くないそうです。「雄ヤギで年齢を重ねたやぎは臭いが強くなる」と島の方が言っていました。

多良間では年を重ねたやぎを「ガバピンダ」と言います。

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そして第2位は「ピンダの味噌煮込み」。これがまた、うまいんです!ビールに合う、泡盛にあう。ご飯の上にかけても抜群にうっまい!甘辛に煮込まれたピンダはホクホクで柔らかく、ヤギが苦手な方も「これは美味しいねっ!」と言っていました。

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第3位は「ピンダ刺」です。赤身と皮付きを食べましたが、皮付きはコリコリして食感も楽しめます。醤油と生姜を混ぜたタレにつけるもよし、そのタレにお酢を垂らしてつけて食べるもよし。もちろん何もつけずに食べるもよしです。ちなみに私は「何もつけない派」です。

とまぁ、島に来てヤギづくし満喫した私でしたが・・・なんと、2015.05現在。島には「ピンダ料理」を食べるお店がありません!!島に行けばいつでも食べられる、というわけではないのが少し残念。

島の方いわく、「たくさんの観光客の方や村民からもヤギ料理を食べるお店を求める声が多いので、今後声に応えていけるようにお店をだしていきたいと思っている」とのことでした。次、島に行くまでにはピンダ料理店できていてほしいな〜。

今回食べたピンダ料理は「多良間農産」の知念さんが作ってくれました。通販サイトもあるので、多良間ピンダを食べたい方は取り寄せてみてはいかかですか?

たらま農産
http://nosan.sakura.ne.jp

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この子たちも将来は・・・。おいしく育てよ〜。

 

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ピンダの島に行ってきました

沖縄県のテレビ・新聞・ラジオ各社が提供する、ニュース・イベント・グルメなどの情報を発信しているアプリ「おきコレ」のブログができました!  そしてブログでは、沖縄の離島情報を中心に紹介していく予定です。

離島生まれ離島育ちのおきコレ編集部ライターNが、沖縄県民のみなさん、沖縄に興味のあるみなさんにもっと離島を知ってもらおうと、この企画がスタートしました。いろんな島々の観光名所、食、民宿、そのほか島民しか知らないようなおすすめスポットもたくさん紹介していきますのでよろしくお願いします!

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そして、記念すべき1島目はピンダの「多良間島」。数回にわたって多良間島の魅力をあますことなく紹介していきます。多良間島は、宮古島の西方約67km、石垣島の北東約35kmに位置するたまご型をした島です。面積は約20km²、一番高いところでも、島の北側にある八重山遠見台で32.8m。多良間島の北方に浮かぶ水納島は、面積約2.5km²の小さな島です。住んでいる人は2名だとか。多良間島の産業はサトウキビ。昨年度、全農家がエコファーマー認定を受けたことで「エコ黒糖」を生産販売している環境に優しい黒糖づくりをしている島です。

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まずは那覇から宮古島に渡ります。懐かしい南西航空機。

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宮古島から乗り継いで多良間島へ。伊良部島や池間島を眺めながらのフライトです。

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39名乗りの琉球エアーコミューターは意外に乗りごごちがいい。宮古島から15分で到着します。眠る暇ありませんよ〜。

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島には牛も多く。暑い日には木陰で日向ぼっこしています。

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やぎもいます。こっちを見ている姿についついカメラを向けてパシャパシャと。多良間島ではやぎを「ピンダ」といいいます。村のあちこちで見ることができます。メーメーとなく姿は愛らしい。そして、「ピンダ汁」は絶品です!(これについては次回紹介します)

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どこまでも続く青いそら。ビルがないから風も心地いい。島内では車よりも自転車で移動した方が自然を満喫できますよ。

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島にいる猫ちゃんも、島時間にうっとり。

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島と言えば、水納島が見えるふるさと海浜公園。多良間島の人たちは「ナガサキの浜」と呼んでいるため、場所を聞く際には「ナガサキの浜はどこですか?」と聞いたほうがいいかも。

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潮の満ち干きで海の様子も全然違います。潮が引いたあと、遠浅を眺めながらゆっくりする時間もいいですよね。海で泳ぐなら潮の満ち干きを確認してから出かけたほうがいいですね。

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海の後は島全体を見渡せる「八重山遠見公園」。移動はやっぱり自転車ですね。

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昔はここから航海の安全を見守っていたそうです。

八重山遠見公園内には石づみの遠見台があります。そこは昔付近を航海する船を見張り、番所に通報して航海の安全をはかったと伝えられています。また、八重山を近くに眺めることもできたため八重山遠見と飛ばれて、古くから村民にも親しまれている場所だそうです。

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遠見台に上る階段の周りには「がじゅまる」が生い茂っています。自然のパワーを感じることができますよ。

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赤瓦の東屋でちょっと休憩。鳥のさえずりや虫の鳴き声が聞こえてきます。

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そして、お茶休憩も終了したところで、石積みの遠見台の隣にある現代版遠見大に登ります(笑)。

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うっひょーー!風が気持ちぃーーー!!遠くに見えるは「水納島」いつかはあの島にも渡ってみたいです。

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水納島だけでなく、石垣島もキレイに見えましたよ。石垣島と言えば10月(予定)から石垣—多良間間で飛行機が運行するそうです。石垣島から渡れる日が来るなんて、待ち遠しいです!

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一周線と呼ばれる海岸沿いの道路を自転車で散歩。防風林として植えられているフクギ並木が印象的でした。

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ふるさと海浜公園(ナガサキの浜)から自転車をこいで15分くらいのところに、海の玄関口「前泊港」があります。

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前泊港内の海の透明度も抜群です。ついつい飛び込みたくなりました。

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「シードリームたらま」と呼ばれるターミナル。「夢という荷物をいっぱいのせて大海を行き来する船をやさしく迎える多良間の館」という意味で小学生がつけた名称だそうです。素敵なこどもたちですね。

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前泊港の近くにも、砂浜が広がっています。港の近くだと販売機も近いですし、喉が渇いてもすぐに水分補給もできますので、海水浴にはうってつけの場所ですね。

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そして、やっぱり欠かせないのがオリオンビール。島を自転車で散策して、海を満喫して、自然を楽しんで・・。一口飲んで「くーーーーーーっ!最高!!」って叫んでしまいました(笑)。

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・・・ビールを飲んでいるといつの間にか日が暮れようとしていました。一度座ってしまうともう動きたくない。帰りたくない。

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今度来るときは、BBQセット準備してここで肉を食べながらオリオンビールを飲みたいです。

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【多良間島に関する情報】

・多良間村公式HP

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・アクセス方法

【飛行機の場合】

多良間島へは那覇空港からの離島便はなく、宮古空港からの便のみになります。39人乗りの琉球エアコミューターが1日2往復してます。所要時間は約20分。

※琉球エアコミューター  連絡先:0120-25-5971
※時刻表・予約/JAL  連絡先:0120-25-5971

宮古ー多良間間の往復チケットの料金は大人ひとりあたり約12,000円です。(往復割引チケットを購入した場合。詳しくは、JALのHPをご参照ください。)

【船の場合】

平良港~普天間港間は多良間海運のフェリーが1日1往復運航しています。所要時間は約2時間。宮古島での乗船は平良港マリンターミナルから徒歩10分(500m)ほどの距離にある第二埠頭。悪天候の場合や諸事情(牛セリなど)により、欠航や変更がある場合もあるので事前に確認が必要です。 チケットは乗船前に現地で購入できます。日曜日は運休です。宮古ー多良間間の往復チケットの料金は大人ひとりあたり4,690円です。詳しくは、多良間開運のHPをご参照ください。

※多良間海運 連絡先:0980-72-9209