涙、なみだのお別れ。またね、伊是名島。

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伊是名島から帰る際に伊是名名物の「テープ投げ」が行われます。カラフルなテープが、船の上から島の人達へ向けて投げられます。島の方々も投げられたテープを掴み、束の間のさよならタイム。

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見えなくなるまで、手を振ってくれる島のひとたち。粟国島の子供達が15歳で島を旅立つときのことを思い出しました。

さて、実は今回の伊是名島の旅ではホテルや民宿ではなく、島民の方のお家にお邪魔しました。民泊です。
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伊是名島は修学旅行(民家宿泊体験)の受け入れが盛んに行われています。県内外の児童生徒を、一般の島の方が受け入れて農業体験など、島ならではの体験を行いながら寝食をともにするプログラムです。

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私が宿泊したおばぁちゃんの家も、今まで多くの子供達やトライアスロンに参加するアスリートを受け入れてきたようで、壁一面にはお礼のメッセージがたくさん書かれていました。

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料理も手作りで、裏の畑で育てている田芋と砂糖を混ぜたターンムを食べさせもらったり、

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沖縄の家庭料理であるヒラヤーチーを作ってもらったり、
(ヒラヤーチーとは「平焼き」の沖縄方言読みで、小麦粉を水または出汁で溶き、ツナ缶やニラまたは小ねぎなどのあり合わせの材料を混ぜて焼く料理のことです)

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ご近所さんからいただいた南国のフルーツ、ドラゴンフルーツをいただいたりと、ありがたい「カメーカメー攻撃」(これ食べて、はいこれも食べて、はいこれも・・・と、島のおばぁたちが積極的に食べ物を進めてくることを私はこう呼んでいます。)を受けながら過ごしました。

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出港前。民泊のおばぁちゃんと、一緒に宿泊していた大学生たち。最後は涙なみだのお別れでした。

 

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【伊是名島に関する情報】
・伊是名村公式HP
・尚円王生誕600年祭公式サイト
・いぜな島観光協会

鳥肌もん。伊是名島の尚円太鼓。

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尚円太鼓をご存知ですか?

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尚円王が生まれた西暦1415年に因んで平成元年4月15日、伊是名島で結成した太鼓グループです。伊是名村出身の第二尚氏王朝の始祖、尚円王にちなんで「尚円太鼓」と命名されました。

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メンバーは、小学生、中学生、高校生、大人で構成されています。迫力あるバチさばきは人々に感動を与えます。島のイベントには欠かせない存在です。

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「サー!サー!」「サー!サー!」と躍動感のある演舞は、鳥肌もんです。つい見入ってしまいます。

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世代を超えて、脈々と受け継がれていく尚円太鼓。各種賞や海外公演も行うほどの演舞は必見です。主に島でのイベント、沖縄本島で開催される離島フェアや北部で開催されるお祭りなどで見ることができるそうです。

尚円太鼓Facebookページから演舞をみることができます。
https://www.facebook.com/shoen.taiko.izena?fref=nf

 

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尚円王生誕600年祭イベント「ハーリー」

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尚円王600年祭のイベントのひとつで、ハーリー大会が行われていました。地元の職域対抗戦や部落対抗戦が行われ、島外からのエントリーもあり盛り上がっていました。

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部落対抗戦では、字の威信をかけたレースが繰り広げられていました。お母さんたちの応援にも熱がこもっていましたよ。

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沖縄のハーリーは、今から約600年前の琉球王朝時代に、中国から伝来したといわれています。五穀豊穣、無病息災、航海安全を祈願するイベントです。伊是名島で行なわれていたハーリーには、サバニが使用され漕ぎ手、舵取り、鉦打ち合わせて10名程度が乗船していました。

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廃藩置県や沖縄戦の影響で、長い間実施されない期間もありましたが、沖縄全土で沖縄の漁師文化として、今も途絶えることなく受け継がれています。

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ハーリーは、航海安全・大漁祈願を行う従来の「御願(うがん)バーリー」をはじめ、地域の住民たちが職業別に対抗戦を行う「職域ハーリー」をはじめ、場所によっては自分たちで舟を転覆させ、元通りに起こしてからレースを行う「転覆ハーリー」、女性対抗の「マドンナハーリー」などがあるそうです。

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伊是名島でも女性チームだけが参加できるレースがありました。こちらも白熱したレースが展開されていました。島外から参加した大学生チームは、はじめて漕ぐ学生たちばかりでした。中々前に進まなかったり、方向転換がうまくいかなかったりと、操縦は見た目より難しいようです。

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悠久のときをこえて600年。

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8月14日、15日、16日伊是名村臨海ふれあい公園屋外ステージにて「尚円王生誕600年祭」が開催されました。

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芸能やダンス、民謡ショー、カラオケ大会などみんなが楽しめる演目が盛りだくさんでした。なんと、お楽しみ抽選会には軽自動車や冷蔵庫、原動付自転車、冷蔵庫など生誕600年祭に相応しい景品が並んでいました。ほしかったな〜。車。

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さて、たくさんの演目からひときわ目を引いたのは、伊是名郷友芸能協会(通水会)・野村流音楽協会伊是名支部による、尚円王創作舞踊。「御主ぬ生まれたる島」「金丸道行」などが披露されました。華麗な踊りと三線や琴の音色が会場を魅了していました。

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金丸が伊是名島を旅立つシーンも演じられていましたが、そのときの情景が目に浮かぶような演技に感動しました。

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例年は、「いぜな尚円王まつり」として、いぜな島ハーリー大会や小学生以下による浅瀬での特産品つかみ取り、舞台イベントなど内容盛り沢山で、最終日は恒例の大花火が打ち上げられているそうです。

 

 

 

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「勢理客」この漢字なんと読むでしょう。

伊是名集落から西回りに行くと「勢理客」というの集落があります。

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勢理客は「じっちゃく」と読みます。島では勢理客(せりきゃく)といわず、「じっちゃく」と言います。

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集落入り口には、「勢理客人の森」という緑溢れる庭園があります。

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石敢當もあります。これは「魔よけ」です。直進しかできない魔物が丁字路や三叉路などで突き当りの家屋に侵入するのを防ぐため、その突き当りに置いて魔物をぶつけて消し去るためのものだそうです。

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この集落には、昔柄の原風景が色濃く残っています。昔沖縄の生活が見えてくるようです。

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砂地の畑が集落のあちこちにみられました。何を育てているのかな〜。

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家々を取り囲む石垣。丸や平な形をしていいて、大きさもバラバラ。石の積み方も家々で違います。島にサンゴの石垣が多く残っているのは、ハブが生息していないことがひとつの理由らしいです。

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サンゴの石垣はハブの棲み家になりやすく、ハブのいる島では石垣をコンクリートブロック塀にしているのがほとんどだそう。石垣を見るだけで、ハブがいる島かどうかわかるようになるかも。

 

 

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伊是名島から伊江島城山(タッチュー)を見る。

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ギダラ展望台。陸ギタラの真下にあって、海ギタラもすぐ下の海に望む展望台です。東屋があり、休憩場所としても最適です。奥に見えるのは、屋那覇島

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海ギタラ。ギタラとは切り立つ岩という意味。海人の言葉とも伝えられています。エメラルドグリーンの海を見渡すことができ、まさに絶景。時間を忘れて何枚も写真をとってしまいました。

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伊江島の城山(タッチュー)もみることができますよ。

 

次は、しらさぎ展望台。
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しらさぎ展望台入り口は、マッテラの浜から西側に約200mほど行ったところにあります。

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道を挟んだ反対側には駐車場や東屋、トイレも完備されています。

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入り口からさらに200mくらい歩いたところに絶景スポットがあります。

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岩がゴツゴツして足場が悪くなっているので、記念撮影をする際は気をつけてください。

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東側を見れば真白なマッテラの浜があります。

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西側には城跡や玉御殿のある三角形の城山をみることができます。

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サムライが歩いた道を歩く。

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村指定文化財に指定されている、サムレー道。伊是名集落にある銘刈家と城跡(グスクあと)を結ぶ旧道で約2kmあります。

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かつては首里王府も関わった「公事清明祭」の大名行列の儀礼道として用いられたとか。「サムーレ」とは沖縄の方言で「武士」のことをいいます。昔の武士の気持ちになって散策してみてはいかがでしょう。

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地面は石畳が整備されているところと砂利や土だけの未整備の部分があります。散策をする歳は草履よりも靴をオススメします。

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桑の実。歩いていると様々な木々や昆虫をみることができます。桑の実は甘いのでひとつとって食べました。武士も食べてたのかな〜。

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サムレー道の途中にあった「銘刈カー」カーとは泉のことをいいます。かつてこの一帯は、山裾にあるため湧き水が多く、辺り一面は田んぼがあり、黄金色の稲穂が広がっていたそうです。

 

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島の誇り、国の宝「銘苅家」

国の重要文化財の「銘苅家」
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  • 住所:沖縄県伊是名村字伊是名902
  • TEL:098-45-2318(伊是名村教育委員会)
  • 営業時間:AM9:00~PM17:00
  • 休日:年中無休
  • 料金:無料
  • アクセス:仲田港より車で10分

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赤瓦でできた昔ながらの、素朴な雰囲気を残した住宅です。
第二尚氏王統の始祖・尚円王の叔父の子孫で、代々王朝時代に島の地頭職を務めた旧家。

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銘苅家の屋敷で戦災を免れた琉球建築民家でも保存状態がよく、上級士族住宅の風格ある建物として、1977年に伊是名村で唯一国指定重要文化財に指定されました。

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門から入ると真正面に「ヒンプン」、右手には屋根付きの門があります。女性は門、男性はヒンプンの左側から出入りしていたそうです。

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家を囲む石垣は、珊瑚を積んだ部分と加工した石を積んだものが混在しており、加工石の部分は後から修復されたものではないかと思います。

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屋敷内は一周することができます。縁側や家の中も見学するができます。

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新名所。尚円王通水節公園。

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尚円王は「松金」と呼ばれていました。24歳まで伊是名島で農業を営んでいて、とても働きものだったそう。そんな尚円王のルーツを知るために欠かせないのが「伊是名玉御殿」。そして、尚円王生誕600年祭を記念し、新たに整備された公園「尚円王通水節公園」を紹介します。

 

琉球王朝時代の聖墓「伊是名玉御殿」
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伊是名城跡北側にあるお墓。尚円王の家族、親族を葬る王国時代の聖墓の一つ。

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玉御殿は「たまうどぅん」と読みます。玉御殿は、玉陵、霊御殿はともよばれ、琉球王国、第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓のことをいうそうです。「玉御殿」と名付く墓所は県内に「伊是名玉御殿」「山川の玉御殿」首里にある世界遺産の「玉陵」があります。

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1688年に三代目となる尚真王(尚円王の孫)が現在の石像製の墓に修復したとされています。昭和33年には「県指定の文化財」に指定されました。

 

尚円王通水節公園
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2014年12月。尚円王生誕600年祭を記念し、新たに整備された公園です。

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首見邑(今の字諸見)で生まれ暮らしていた松金。青年期になると、険しく通水の山道を馬にまたがり、恋人逢いたさに勢理客邑(今の字勢理客)へ通ったと伝えられています。

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その時の寂しさ、切ない熱い思いを詠ったうたが石碑に刻まれています。
「通水の山や 一人越てしらぬ 乗馬と鞍と 主と三人」
《通水の山は一人で越えても、誰も知る人はいない。知っているのは、乗馬と鞍と主人である自分の三人だけだ》という意味です。
これが、今に歌い継がれている「通水節」だそうです。

説明板にはスイッチがあり、「通水節」について日本語・英語で説明してくれます。

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松金から金丸。そして「尚円王」に。

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青年期、尚円王は「松金」と呼ばれていました。松金は24歳の頃、国頭の宜名真に渡ることに。首里に上る頃の松金は「金丸」と名をあらため、越来按司という役人の屋敷で奉公することになりました。

生来、頭が良く人格も優れていたため、尚思達王の代に下級役人となり、尚金福王の時には黄冠(高級官吏)など経て、数々の実績を重ねて、55歳で琉球国王に即位したそうです。

琉球王朝第二尚氏は、1470年から明治の廃藩置県(1879年)に至る409年間、琉球王朝を築きました。

そんな、尚円王生誕の地伊是名島には、尚円王に関連する史跡が数多く残っており、今も島の人たちが守り続けています。

尚円王御庭公園
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尚円王生誕580年を記念して、平成8年度に開園しました。

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広々として、緑に溢れ海も見渡すことができる場所です。家族づれで来て子供達と一緒に遊ぶ場所として最適ですね。

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園内には、尚円王のへその緒を埋めたといわれている「みほそ所」や尚円王が生まれたときに産湯をつかったといわれる「潮平井」もあります。

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村出身の版画家・名嘉睦稔氏が制作した、若き日の金丸(尚円王)像が建立されています。

 

お庭(みほそ所)
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尚円王は、島で「北(ニシ)ぬ松金」と呼ばれていました。首見邑(今の字諸見)の生まれで、王位即位後に、その生誕地内に「お庭」が造られました。

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拝所内の大石の下に「尚円王のみほそ」が安置されたということで、お庭のことを「みほそ所」とも呼ばれています。

 

 

 

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