突撃、南大東島 その4 いざ、神秘の地底湖探検へ!

こんにちは~、おきコレ編集部です!
今回は『突撃、南大東島』第4弾、最終回になります。(第3弾はこちら

一夜明けて、おはようございます。

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台風も目前に迫っており、今日はいつ泣き出すかもしれない鉛色の空模様な南大東島です。
しかしそれより何より、昨日の自転車島一周でふくらはぎが何か生まれそうなほどにパンパンなのですよ。大丈夫か、今日一日。

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ホテルよしざとの朝食メニュー。汁物にうどんが!沖縄では初見だと思います、さっすがこの島は日本文化を継承してるんですね。

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もそもそと朝食をいただきながら眼下を見下ろすと、台風対策に余念のないお父さんの姿が。う~ん、毎回苦労するんだろなぁ。

さて、今日は私にとって旅のメインディッシュ、地底湖ツアーの日!
南大東島の地底湖の存在を知ってこの方、ずっと行ってみたいと願ってやまなかったんですよ。

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ホテルまでお迎えに来ていただいたこの方が、地底湖ツアーのナビゲーター、東和明さん。
本日はどうぞよろしくお願いします♪

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まずは事務所に移動し、つなぎにお着替え。洞窟内は泥っぽいので必ず汚れるのだそうです。
それにしても、いかにも探検家の拠点って感じでこの事務所内を見回しただけでも心が踊るぅ。

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東さんの運転で向かった先は、秋葉神社のすぐ近くのサトウキビ畑。
なんとこの健やかに生長したキビの群れの中を通っていかないと行けないんだとか。これ、刈った後ならラクなんだろうけど・・・。

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うわ、これ想像以上に前進が重労働だわ!
背丈の高いキビ達を自らの背中で押し上げ徐々に進むのですが、一体自分がどこにいるのかサッパリ分かりません。
ちなみに南北大東島にはヘビがいないので毒蛇の心配はないのです。

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5分ほどキビ畑を抜け、目の前に現れた大穴に体を突っ込み慎重に下りていけば・・・

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やってきました、ここが地底湖への入口です!
この大地にぽっかり開いた巨大な口に吸い込まれるように入っていくと・・・

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一切の設備のない、暗闇の世界が広がっていたのです。

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「ここも昔は星野洞みたいに白い鍾乳石だったんだけど、今入ってきた穴が空いて外気が入り込み、成長が止まってしまったんだ。だから鍾乳石の色が赤茶っぽいんだよ」

東さんの説明は、南大東島の鍾乳洞や鍾乳石に関するあらゆる事に渡っており、どれも興味深いものばかり。昔は200ほどあった鍾乳洞も、畑にするため多くが潰され今や40ほどしか残っていないのだそうです。

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「今の90歳くらいのおじぃたちに話を聞いたら、小さい頃は遊びが少ないもんだから鍾乳石折って遊んでたらしいよ。だからこれを折った犯人は、昔の子どもたちだろうね。」

当時の子どもたちが学術的価値なんて知るよしもありません。私だって当時ここに住んでれば、確実に折る側に回っていますね。間違いない。

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鍾乳石に光を当てると、こんな風に光を通して幻想的な照明に早変わり。表面の色は多少変われど中は白い証拠です。

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タイミングよく、今日この時間は満潮。地底湖の湖面は潮の満ち引きと深く関わっているため、潮位が高いと移動できる場所が限られることもあるようです。161cmの私ですら必死で脚を広げたので、小さな女性だと進めない場所があるかもしれません。

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「ここは岩肌が黒くなっているんですけど・・・大戦の際、住民が避難した跡ですね。」

多くの鍾乳洞のあるこの島では、一家に一つ鍾乳洞があったと言われるほど。この天然の避難所が多くの住民の命を救ったのだそうです。

こうして移動と説明を繰り返すこと、約1時間半。

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ついに、地底湖に到着しました!

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水は完全に透き通り、どこまでも見通せそうなほど。
大自然の創り出したあまりに神秘的な光景に、息を飲みただ見つめ、シャッターを切るしか出来ません。

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ここに来たら絶対にやってみたかったこと、それは、地底湖の水を飲むこと!
胸の高鳴りと共にコクリと一口水を飲み下したのですが・・・

硬い!そりゃ石灰岩を通って染み込んでここに至ってるわけですから、色々と溶け込んでるでしょうね。とてもゴクゴクとはいけそうにもありません。東さん曰く「コ○トレックスよりはマシ」とのこと。確かに、納得。

最後に5分ほど完全なる暗闇体験をして、ツアーは終了しました。
あぁ、人生のワンシーンに残る貴重で素敵な経験をありがとうございました・・・25年来の夢がかなって夢見心地です。

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ツアーを終えて地上に生還すると、すでにお昼時。
今回はこちら、詠ちゃんでランチにしましょう。

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なんと、カレーが真っ黄色!!
注文したのはボロジノカレー。「ボロジノ」は大東島の古い名称ですが、このカレーも沖縄の昔ながらのカレーなんだとか。具材にポーク、ピーマンが入っているのが特徴ですね。
パクリと口に運ぶと、カレー独特の際立つスパイス感が一切なく、非常にマイルド!現代日本人のカレーの常識を突き破る、とても不思議なカレーでした。

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午後、私を待ってくれていたのは観光協会の菊池さん。
役場の方も菊池さんでしたが、菊池は南大東の4大姓なんだそうです。
帰りの飛行機も迫っているのでオススメのお土産についてお話を伺いましょう!

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「そうね、私がいつも持っていくのはティーダコーンかな!持っていきやすいし簡単に食べられるからね。

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日本の流れを汲んで羊羹もあるけど、切らないといけないし好みもあるから実はちょっと難しかったりするわけ。

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男性なら、酒の肴にジャーキーなんかもいいわけさ~。

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あと、私は生活研究会の代表もやってるけど会ではこんなお菓子も作ってるよ!
他にもラム酒のコルコル、おやき、お高めだけど月桃で編んだソーカ・カゴなんかもあるよ。」

へえぇ~、小さな島だと思ってましたが想像以上に色々作ってるんですね。
ちなみに私は羊羹大好きです。自分に選ぶなら絶対羊羹一択、間違いない!

「ところでこれから大東寿司を作るから、時間があるなら見ていけばいいさ~。」

この嬉しい申し出に、二つ返事で菊池さんに着いていきました。

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まずは上白糖とまるこめ酢を混ぜ合わせ、すし酢の素を作ります。
通常のお酢より酸味の強いまるこめ酢であることが美味しさの秘訣だそうです。

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ご飯と混ぜ合わせ、業務用扇風機でガンガンに粗熱と水分を吹き飛ばしていきます。

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寿司ネタであるサワラの切り身が登場!厚さは約2mmほどだそうです。

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サワラの切り身はほんの1分ほど醤油に浸し、すぐに引き上げます。長時間浸すと真っ黒になるのでこれくらいでいいのだそうです。

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大東寿司はどの家庭でも作られるものだけど、とにかく島内では大人気なんだとか。
手土産で最も喜ばれるのも大東寿司だし、なんとお中元やお歳暮としても通用するのだそうです!大東のソウルフードの地位を確立しているんですね。

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そして熟練の手により次々と大東寿司が握られていき・・・

「ほら、握りたてが一番美味しいから食べてみなさい!」

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手渡された大東寿司をパクっと口にふくむと、漬けたばかりの醤油とさわらの味に、まだほんのり温かい甘酸っぱいシャリが追いつき、口の中で幸せが踊りだす!
大東寿司ってこんなにも美味しかったんだ!と大きな衝撃が全身に走りました。

手土産に大東寿司をワンパックいただき、最後に空港で選んだお土産がこちら。

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生活研究会の「あ!ソーカ」は、一噛みするとふわりと月桃の香りが口内に広がる素朴な焼き菓子の味。
大東ようかん(えんどう)は、意外と豆の臭みがなく、緑茶が進みそうな味わい。
コーンは・・・みなさんご想像の通りだと言っておきましょう!(笑)

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台風接近でフライトが危ぶまれた帰りの便も無事離陸し、一生モノの思い出をお土産に南大東島を発つ一抹の切なさ。
あぁ南大東島。心踊る素敵な島時間を、本当にありがとう・・・。

さて読者のみなさん、南大東島の旅はいかがでしたでしょうか。
一般的に、南大東島は北大東と並んでハードルの高い島ですが、沖縄の離島の中でも文化的特徴が際立っており、大地が形作る雄大な自然美も他の追随を許さないほど素晴らしい島なのです。
会った人たちもみな初見とは思えない温かさで、「ちょうちん」では好奇心いっぱいの島の子どもたちに囲まれたくらいですからね!
もしも次回離島旅を計画しているのであれば・・・これから涼しくなってくる南大東島は、過ごしやすく間違いなくお勧めです!個人的には快適な自転車でのんびり旅を推したいのですが、体力に自信のない方はレンタカーやバイクでくまなく回るのもイイと思いますよ。

南大東秘境探検ツアーオフィスキーポイント
電話:090-5082-4949
休業日:要電話確認

詠ちゃん
電話:09802-2-2339
営業時間:10:00~14:00/17:00~21:00(LO 20:30)
定休日:月曜日

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突撃、南大東島 その3 五感で感じる大地の雄大さと島人情

こんにちは~、おきコレ編集部です!
今回は『突撃、南大東島』第3弾になります。(第2弾はこちら

まだまだ夏らしい太陽の声援を受け、向かった先は・・・

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こんな道路標識が右手に見えたら、左折だ。

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やってきたのは北地区(北港)という海を見下ろす場所。
現行の観光地図には記載がないものの、廃盤になった地図に気になるものが載っていたので立ち寄ってみたのですが・・・

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あった!マーブル模様の通称「レインボーストーン」!なぜか道端にちょこんと数個が置かれています。
星野洞の観光案内所やホテルのロビー等、随所にこの石を見かけるので実際ある場所が見てみたかったんだよな~。

一通りまじまじと観察し、満足したところで立ち去ろうとすると、偶然石が不思議な音を立てたんです。これは・・・?

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小石で色の違う場所を叩くと、場所によって、カツカツ、コンコン、カンカン、ティインティイン等と異なる音を奏でる不思議なレインボーストーン。
一瞬持って帰りたい欲求が頭をもたげてきますが、島外に持ち出した人によくないことが降りかかり、結局島まで石を返しに来たという話を聞いたことがありますので、ここは断念するのが正解なのです。

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生長しすぎて道路にはみ出さないよう、己の身で縛られるサトウキビの姿がしばし続く。

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道々の風景を楽しみつつ、北港から東に向かって割とすぐの場所に、次の目的地がありました。

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こちらはバリバリ岩。南北大東島はフィリピン海プレートに乗って毎年最大7cmほど沖縄本島に向かっているんですが、この大地の力が裂け目となって現れているのがここ、バリバリ岩なのです。

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天を見上げると、頭上に広がるのは大地の裂け目から降り注ぐ木漏れ日。
くぅ~~、たまらん!地球って生きてるんだなぁ、と大興奮!
菊池さんは星野洞を一番に推していましたが、私はバリバリ岩オススメです!

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バリバリ岩の有名な景色といえば、裂け目から天に向かってそびえるダイトウビロウですね。
・・・本当に、びろぅ~~んと伸びてるんですね・・・(笑

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バリバリ岩から次の目的地までは、島をおよそ半周する必要があります。
どんどん自転車を漕ぐ自分の影が伸びてきていますが、4時半を過ぎる頃には日差しも弱まり、あまり汗もかかなくなってきました(あまり汗かかない体質)。
よ~~し、きばって自転車こぐぞ!

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こちらを警戒するサギの仲間。しばし睨み合った後、白い曲線を描く羽を広げて飛び去ってしまいました。

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菊池さんにも勧められた海軍棒に到着。
島には岩場を彫り込んだプールが2箇所あるのですが、ここはその一つ。
今でも泳げますか?って聞いたら、「まぁ、頑張れば」とのこと。リーフがなく突如外洋になる大東では、本島と比較して遊泳できる場所の海水も冷たそうだもんなぁ。

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あ、そうだ。
それ以前に台風来てるんだったわ。泳ぐどころじゃないですな!

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あぁ!!プールがあるのかどうかすら分からないこの荒れ模様よ!
せめて足でも浸そうと思っていたのに、足突っ込んだ瞬間に大海の藻屑と消えてしまいそうですね。
今度は夏の海況穏やかな日に訪れて、ここでぜひ遊んでみたいものです。

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次なる目的地を目指していると、島全体を包み込むスコールに遭遇。
その様子はさながら、温まった大地を冷ます黄金のシャワーのよう。10分ほどで通り過ぎたので、体の火照りも適度に解消されていい感じ!

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だいぶ日が落ちてきましたね。

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菊池さん三大オススメスポット、星野洞、南大東島漁港、そして日の丸山展望に到着。
ここからは南大東島の景色が一望できるとのことですが・・・

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おおお!!!沖縄にも地平線ってあったんだなぁ!!
ここから島の内部を向けば、まるでどこまでも続く地平線を見ているような錯覚に陥るのですが、やはり錯覚なのです。島のヘリが海より高いから、まるで地平線のように見えるんですねぇ。

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“アコークロー”の時間なので、全体的に薄らぼんやりしており、少し寂しい気持ちに。
日中の太陽が燦々と降り注ぐ時間に見たら、爽快感たまらないんでしょうね。

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あぁ・・・今日も一日が終わる・・・。
ありがとう、太陽。まったく半日かなり暑かったよ。

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時刻はすでに、6時半。人が灯りを必要とする時刻になると同時に、島に生きる夜行性の生き物たちが活動を始めます。
頭上を見上げると、こちらをじっと見つめるダイトウオオコウモリの姿が。

営業時間もすでに終了した奥山モータースで自転車を返して立ち去ろうとすると、プチBBQをしていた従業員の男性に呼び止められ・・・

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ちゃっかり1時間ほどご馳走になりました。
知らぬ人でもすぐに引きれようとする温かな島、それが南大東島・・・。

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気づけばとっぷり日も暮れて、島らしいものでも味わおうと夜のまちに繰り出し、向かった先は大衆居酒屋ちょうちん。ネーミングはやはり本土っぽい。
大東らしい魚を何か!と注文すると、

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店主、手際よくスパスパと魚に刃を入れていき、出てきたものは・・・

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白身の魚が3切れ。大東島でしか味わえない白身の魚といえば・・・メディアでもネタに取り上げられる、あのインガンダルマなんです!
これが・・・4切れ以上食べると魚の脂が無意識のうちにお尻からタラリと流れるという、恐怖の魚か・・・。

パクリと食べると、たっぷりの水分と大トロを上回りそうな脂がとても美味。
・・・いま私、あの噂のインガンダルマを食しているんだ・・・!
魚と感動の両方を噛み締め喜んでいたところ、

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「はい、フライも2切れね!」
う・・・これはタラ~リコースなのか?と思いつつ、女性だしよかろうと口に運びます。サクっとした歯応えに、脂が旨味となって口内に染み渡るぅ!!
大東の名物3品目を堪能し、大満足。

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そして次に向かった先は・・・ショークラブ!?女性一人なのに?

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いえいえ、こちらは現在フィリピン出身のママさんが切り盛りしているスナックなのです。
ママさん、元はここがショークラブだった時代にダンサーとしてフィリピンからやってきたとのこと。共にダンサーとしててやってきた女性たちはみな、島の男性と結婚し、今は島の人間として生活しているのだとか。
なお、ママさんがこの島にやってきたのは23年前。所属していた会社から派遣されて「日本に来た」わけですが、「とても日本とは思えない今以上の田舎っぷりだった!」とのこと。そりゃそうでしょうね!

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カウンター席の後方には、かつての面影を残すステージと多くのボックス席が。

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南大東島のお酒といえば、サトウキビを原料に造られたグレイスラムのコルコル。
飲めないクセに、せっかくだからとロックで注文。・・・うん、美味しいけどやっぱりきっついなぁ!
飲みやすくなるからと、シークワーサーとアテの塩を用意してくれたママさんの優しさにきゅぅんときちゃいます。
今度この島に来た時に夜を楽しむ場所ができてよかった!
女性一人でも入りやすい、いいお店でしたよ。

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こうして南大東島の週末の夜が更けていくのでした・・・。
明日も朝から頑張るぞ!

大衆居酒屋ちょうちん
電話:09802-2-2950
営業時間:12:00~14:00(ランチ)/18:00~24:00(LO 22:00)
定休日:日曜日

スナックウェーブ
電話:09802-2-2048
営業時間:20:00~26:00
定休日:日曜日
料金:コルコルロック1,000円等(チャージ無し)

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突撃、南大東島 その2 10月頭の自転車旅はハードル高し!?

こんにちは~、おきコレ編集部です!
今回は『突撃、南大東島』第2弾になります。(第1弾はこちら

外周約21kmの島旅の相棒に今回選んだのは、2段ギアのママチャリ。
普段ロードバイクに乗っている私は久々にママチャリのペダルを漕いだのですが、その慣れない重さに旅の行く末が一瞬不安になります。
が、南大東島は自転車旅にこだわりたいのでこのまま第一の目的地、大東神社に出発しましょう。

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まだ夏は終わる気配すら見えないほどにハイビスカスが咲き誇り、沿道を美しく彩ってくれます。

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集落から5分強で大東神社の参道入口に到着。
木々のトンネルが涼しい木陰をつくり、まるで境内にエスコートしてくれているよう。

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神社の拝殿前に到着。ここで旅の無事を祈願しましょう。
上部に何が飾られているのかと目をこらすと、なんとサトウキビ!鳥居にもですが、神社の要所要所にサトウキビで装飾が施されているようです。さすがサトウキビの島だなぁ!

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灯籠の横には松、頭上にはサトウキビそしてガジュマル・・・沖縄らしく、大東らしい光景。

そういえば神社で相撲をとるということは、土俵があるんですよね。
・・・あ、境内から神社に向かって右手にあるコレだな。

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豊年祭の時は、みなこんな感じで応援してたのかな?

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それでは集落を経由して、島の中心部にある湖沼群を抜けて星野洞を目指しますか!

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大東島の風景といえば、8割がこのサトウキビの風景。とはいえ農耕機を見かけることはあまりありません。
島の人曰く「キビはあまり手入れが必要ないから怠け者の農業って言われてるわけさぁ」ですって!
とはいえキビ刈り時期のことを考えると目眩がしそうなんですが・・・。

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南大東島のデザインマンホール、八丈太鼓を中心に、ダイトウビロウ、ハイビスカス、そして絶海の荒波!男臭いけどなんだか華やかという摩訶不思議なデザイン。

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短足と名高い大東犬を発見!
かぁわいいなぁ、胴長短足な生き物。

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村章の謎遊具。遊べる・・・のか?

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湖沼群に突入。水鳥をちょこちょこ見かけるんですが、人の姿を認めるとすんごい勢いで逃げるんです。
南大東島は大海にポツンと存在するため、多種の渡り鳥が羽を休めるそうですよ。この島はまさに絶海のオアシス!

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道端に頻繁に姿を見せる何かのトラップ。中を覗いてみると・・・

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全てメスのカブトムシ!ここまで多いとさすが気持ち悪いですね。
この「タイワンカブトムシ」自体は元来島に生息していたのですが、島で腐葉土が使われるようになって爆発的に増えたんだとか。人間の都合で増えて駆除されて・・・なんだか可愛そうな話ですね。

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土の上に、細い緑のコントラスト。とても小さなサトウキビの赤ちゃんかなぁ。

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ただひたすら自然とサトウキビが続く景色は大変美しいのですが、容赦なく照りつけるまだまだ夏らしい太陽がちょっと憎い。大東神社を出る際に購入した500mlの水分も40分ほどでカラに。次の給水ポイントは、どこだ!?

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ハァハァとペダルを漕ぎながらサトウキビの道を進むと、何もない場所にポツンと現れた星野洞の看板。
こちら入洞には事前に電話連絡が必要です。連絡なしで行くと入れないこともあるそうですよ。

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なんて頭が高い観光案内所なんだ!と思ったら、台風対策なんですって。大東って台風強いですもんねぇ。

こちらで解説用タブレットを借りて、洞内に足を運ぶと・・・

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えっ!?ウソでしょ?滅茶苦茶暗い!!
実は訪れた10月1日時点では、照明設備の入替作業のため半分以上照明がないんだとか・・・どこか・・・撮影ポイントをくださいーー!!

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星野洞最大の特徴は、この白く輝く鍾乳石!神々しいとさえ思えるこの美しさは、外気とほとんど接触せず、現在も島の深部で成長を続けている生きた鍾乳石の証なんだとか。これが「東洋一美しい」の理由なんですねぇ。

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あ・・・これが菊池さんの話にあった、中学を卒業した子どもたちが納めた泡盛だな。
子どもたちが成人して、洞から出る日を静かにここで待っているんですね。

鍾乳洞好きなら1時間は過ごせそうなのですが、何分この暗い場所に一人はツラい!
案内所のおねぇさんにお礼を言って、次のポイントを目指しましょう。

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白猫の待ち構える緑の道をひた走ると・・・

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南大東漁港の入口に到着。
外周道路は島の最も高い部分に位置するので、自転車で下ると後で後悔すること間違いなし!ここに自転車を置いて漁港に向かいましょう。

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うわぁ、デカイ漁港だなぁ!!1300人規模の島に、こんなに大きな港!?
写真では伝わりづらいけど、これは相当なスケールの漁港ですよ!

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かなり長い時間をかけて造られているにも関わらず、まだまだ未完成の空気漂う箇所があったり。

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漁港ができるまでの流れが紹介されているパネル。
南北大東島は深い海底から突き出た島なので、埋め立て整備ができず、島を彫り込んで造った全国でも珍しい漁港となりました。
ダイナマイトでドカンドカンと岩盤を破壊し、まずは内側の形を整え・・・

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最後のドカンでめでたく海とつながりましたとさ。

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大東の海の幸の豊かさを讃えたオモロの記念碑。
本当に、いつまでも豊かな海であるといいなぁ・・・。

雄大な港の姿を目の当たりにし、少し疲労が洗い流された気分。
よし、次の目的地目指して頑張るぞ!

星野洞
電話:09802-2-4333 ※要電話予約
営業時間:9:00~11:00/14:00~16:00
定休日:無休
料金:大人800円/小人(6~13歳未満)350円/5歳以下無料

おきコレとは?
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突撃、南大東島 その1 台風襲来を控えているのに来てしまった!

こんにちは、おきコレ編集部です!
まだまだ本格的な秋とは言い難い沖縄ですが、ついに沖縄も台風のシーズンに入ってしまうのでしょうか!?
今回は「2~3日後には台風が来襲しそうだ」と言われる中、沖縄の最東端・南大東島に行ってきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

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南大東に向けて那覇空港からテイクオフ10分後。本島南部が眼下に広がります。
ちょうどこの日は南東から迫りくる台風18号来襲を控えた日。まるで真っ白な綿あめのような雲の群れが、遥か遠くの台風から吹き飛ばされてやってきているのでしょうか?絶景です☆

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目も覚めるような大東ブルーにぽっと浮かんだ絶海の島、南大東島が眼に飛び込んできました。
これからの旅への期待がぐっと高まってきましたよ!

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那覇空港から1時間15分で、南大東島空港に到着!
今回は、ここで旅のナビゲーターが私を待ってくれている予定なのですが・・・

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「ヘイ、彼女!乗っていかない?」
と言わんばかりに颯爽と現れたのは、南大東村役場の観光担当、菊池さん。
さっそく島のことと、見どころについて聞いてみましょう。

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「そうね~、やっぱり南大東島は開拓民の出身地である八丈島と、沖縄のチャンプルー文化ってところが一番面白いよ!

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秋は行事やイベントの季節なわけ。今年の9月23日は豊年祭があったけど、大東神社で江戸相撲と沖縄相撲の両方が同日奉納されたりね。島の中で番付もあるよ。

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人口は1,300人くらいで、ここ5~6年は横ばい。15年くらい前と比べて200人くらい減ったかな。でも最近は若者が島に帰ってくるようになったよ~。

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そうそう、今年はサトウキビが大豊作で!
夏が生長期なんだけど、今年はよく雨が降ったし台風も1回ちょっときただけで条件よかったからね~。

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名所で一番といったらやっぱり星野洞!東洋一美しいと言われている鍾乳洞さー。
島は高校がないから中学卒業と同時に子どもは島を出るんだけど、その時泡盛を洞に寝かせて、成人式に親と一緒に飲んだりするわけ。

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他にも名所や珍しい食べ物が沢山あるから、南大東島を楽しんでいってね!」
車内で菊池さんとお喋りしつつメモをとり、まずは本日の宿に到着。

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こちらは南大東島で最もポピュラーといわれるホテルよしざと。こちらの民宿版に宿をとっているのですが・・・

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なんとも可愛い店番が対応してくれました。
「部屋は~、ホテルの道挟んで向かい側。書いてるから分かりますよぉ。」
よし、まずは一夜の寝床を確認しに行きますか。

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ウロウロあちこち探し回り、なんだかニアミスな名称の建物に遭遇すれど、私の部屋番号はありません。
15分ほど探した挙句、お手上げになって再度ホテルのフロントに戻ったところ、女将さんらしき方が出てきました。

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「ごめんねー!あの子自分で出来るっていうから行かせたんだけど・・・民宿は現場関係の人でいっぱいだから、料金は同じでいいからホテルの部屋使ってくださいね」
想定外の展開にオドロキ&ラッキー♪

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通された部屋は、白くて綺麗でホテルの名に恥じない造り。
浴衣とバス&フェイスタオル完備。

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水回りも清潔。昔の沖縄らしい、バスタブのないユニットバス。アメニティもリンスインシャンプー、ボディーソープ、ハミガキと一通りあります。

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そしてフリーwi-fi完備!これは嬉しいですね。
重い荷物を置いたら、まずは腹ごしらえに行きますか!

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ホテルよしざとのおよそ左斜め向かいにある、大東そば。

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メニュー表示が木札というのはなんとも本土っぽい。
大東らしいものが食べたいので、1,000円の大東そばすしセットでいきますか!

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待ってる間に周囲を見回すと、1900年に八丈島から大東島に渡ってきた開祖、玉置半右衛門氏の写真が全てに勝る高さで飾られておりました。その扱い、まさに神級。

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う~ん、美味しそう!
大東そばは、島近海の海水と木灰でつくられた生の縮れ麺が特徴。アッサリ出汁がしっかり麺にからんでむちむちと美味しい!
大東寿司は、近海のサワラを醤油で漬けたネタと、甘みと酸味が強めのシャリが特徴のお寿司。いくつでもほうばりたいアッサリ感で食が進むぅ。

さっそく名物2つを平らげお腹も気持ちも満足したところで、今回の旅のお供である自転車を確保しに行きましょう。

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ホテルよしざとの自転車。
このご高齢感は・・・と思ったら、まだ5年経ってないとのこと。離島の塩害恐ろしや・・・。

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南大東島は車で回ればすぐだけど、自転車だと外周は21kmの距離があるのです。
よって更に有望な相棒を探したいと考え、やってきたのは奥山モータース。こちらはカー、バイク、サイクル全てがレンタルできますよ。

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よろしく相棒、今日一日たっぷり楽しもうね!

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それでは、地図を広げてルート取り。指先が今いる集落の位置になります。
まずは相撲が奉納される大東神社に向かって少し北上し、一旦集落に戻ったら島の真ん中にある湖沼群を抜けて島の北西にある星野洞に至ったら、時計回りにぐるりと外周を一周しますか。
よ~~し、気合入れて島回るぞっ。

ホテル&民宿よしざと
電話:09802-2-2511
素泊まり:4,000円~
一泊朝食付:4,755円~
一泊2食付:5,075円~

大東そば(富士食堂)
電話:09802-2-2230
営業時間:6:00~8:30/11:45~14:00/18:00~20:00
定休日:無休(営業時間内でも空いていない時間帯がある様子)

奥山モータース/奥山レンタカー
電話:09802-2-2101
営業時間:8:00~17:30
料金:
レンタカー(6,480円/日)※空港からの場合は+1,000円
レンタバイク(1,080円/半日)
レンタサイクル(500円/半日)
※燃料別。半日は4時間以下。

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